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二人展 その2。

二人展も10日過ぎました。
一ヶ月間の会期の展覧会は初めてなので、
まだまだ会期の半ばにもなっていないのが
不思議な感じです。

閑静な別荘地の中にあるギャラリー。
それでも、幾人もの方々に ご覧頂くことが出来ています。

そのほとんどの方が私の作品は初めてで、
見慣れない「乾漆の器」、
その反応が少し気になっていましたが、
東京国立博物館での「国宝 阿修羅展」の効果もあり、
好意的に興味を持っていただけて、
「とても良かった」と思っています。

(あの国宝・阿修羅像は乾漆なんです。)

会場風景を少し・・・。

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とても綺麗な気持ちのいいギャラリーでの展示。
まだまだ展覧会は続きます。









そんな展覧会をしている最中、
主人の東京での個展が近づいてきています。

それぞれの事情で 今まで手伝ってくれていたスタッフがいなくなり、
それに伴い、作品の出来上がるペースが変わり、
分かっていてもだいぶ遅れがちなその作業。

そこで、まさに家内工業。
手伝える下仕事をどんどんやる事に。大忙しの毎日です。


そんな時、
娘が参加する地元農家の好意で行われた田植え体験。
用意する物の中に「長靴」の文字。
娘は長靴を持っていなかった為、大慌てで購入する事に。
でも、なかなか買いに出歩く時間が作れません。
それでもどうにかギリギリで買う事ができ、
「良かったね。」と娘を送り出しました。

帰ってきてみると、泥だらけを想像したその長靴
全く履いた形跡がありません。

「田んぼに着いたら、皆ハダシでやれって言われたの。」

・・・彼女は、友達とともに片道一時間くらいはあるだろうその道のりを
長靴をぶら下げ、往復したのでした。

・・・これじゃ、無理に買う事もなかったかな。すぐ大きくなって履けなくなるだろうし・・・。

こんな親の気持ちとは裏腹に、娘は、
「でも庭の水撒きに使えるからいいね。」

・・・何気ないプラス思考。
主人にそっくりで、そんな風に育ってくれてて良かった・・・?・・・だろう。

なんでもないどこにでもある生活の一コマでした(^^)。
二人展 その2。_c0159171_2237765.jpg

by ino_tty | 2009-05-10 22:38 | 制作
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