木や布や

ご飯茶碗と汁椀と。
ご飯茶碗は、焼き物で、汁椀は、塗り物。
日本の家庭の食卓の和食の典型的な組み合わせ。

漆器の汁椀は、一般的に木で作られます。
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形を削りだし、様々な工程を経て、出来上がっています。
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                 ( これは、学生時代に作ったもの )


漆は、漆の木から採れた樹液です。
この樹脂を古来から塗料として使われてきました。
固まると、とても丈夫なモノとなり、
その質感はとても綺麗で魅力的なものになります。

塗料なので、様々なものに塗れます。
上記のように木を初め、竹を編みこんで形を作って塗ったり、
陶器にだって塗ったりします。

私は、気持ちに自然に 形を自由に表現しやすいので、
麻布や和紙を漆で固めて形を作り上げる 『乾漆』 という技法を好んで制作しています。

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# by ino_tty | 2007-12-15 00:00 | 制作

漆(うるし)・・・

英語では、漆のことを Japanese lacquer と言います。
漆器の事を Japan ware または Japan と呼んだりします。
陶器の事を China と呼ぶように。

陶器を中国以外の国でも多く作られている様に、
漆器も日本以外の国でも多く作られています。
でも Japan と呼ばれてしまう・・・それだけ、
漆芸と日本文化とのつながりの深さを、
世界が認めている・・・と言う事かな・・・なんて思ったりしています。

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写真は、業者から取り寄せたまだ作品に使う前の漆です。
表面を空気に触れさせないようにラップをしており、
少しめくって漆の液を見せている状態です。

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# by ino_tty | 2007-12-12 14:26 | 制作

はじめまして・・・始めてみます。

たぶん、隣の部屋で仕事をしている夫が、ほとんど綴るだろうと思われる(笑)、
本格活動へ向けて始動し始めた漆芸作家の制作奮闘記です。

漆芸の地道な作業、その周辺の話題を少しずつUPするような
そんな感じになる事かと思いますが、
実際の制作過程などを通じながら、
「漆」の世界の魅力を、少しでも紹介できたらと思います。

どんな風になりますか。
気長にお付き合い下さいませ。

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                     『 乾漆更紗文皿 』



ちなみに、その夫のブログにも、
これまでの仕事の関連記事が、少しだけ載せられています。
よろしければ、こちら もどうぞ御覧下さい。
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# by ino_tty | 2007-12-11 11:10 | 制作